「Smiling Heart」

社員が作ったカワトクの歌

雨が降り始めると、カワトクの館内には映画『雨に唄えば』の曲が流れます。
それは、私たち社員にとっての“合図”。
お客様のお買物袋に雨よけのビニールをおかけしたり、足元にお気をつけくださいとお声がけしたり―それぞれがさりげなく動き出します。

この他にも、雨があがった時や雪が降り始めた時に流れる曲があります。さらに、お中元やお歳暮の時期など、会場が込み合った際に応援を呼ぶための曲も。

Smiling Heart

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高らかに歌い上げるこの曲。もしかしたら「あの曲か!」と思う方も多いのではないでしょうか。
実はこの曲、社員によって作られたカワトクのオリジナルソングなのです。

この「Smiling Heart 公園通り」は、当時社員だった山﨑龍男さんが作詞しました。

その頃、山﨑さんは、当時の社長から社歌を作りたいという想いを聞いていたそうです。結局、社歌を作る話は立ち消えになってしまいましたが、創業130周年を記念して、1996(平成8)年にカワトクのイメージソングを作る企画が立ち上がりました。歌詞は社内公募することになり、音楽好きな山﨑さんは社長と交わした話を思い出し、「応募しよう」と決心したそうです。

しかし、何を歌詞にすればいいのか。山﨑さんの悩む日々が続きます。公募の締め切りもせまり、頭を抱えていたその時に、ふと1つのフレーズがひらめきました。

「スマイリングハート」

お客さま一人ひとりと“かお”を合わせ、心を込めて笑顔で接客する社員の姿。
毎日見慣れている売場の風景を思い浮かべると、歌詞がどんどん浮かんできたそうです。急いで書き上げ、締め切りにすべり込みました。
歌詞を作る時に山﨑さんが大切にしたのは、「いかにも会社」、「いかにも仕事」という雰囲気を感じさせないようにすることでした。自然な笑顔から生まれる優しさやときめきを歌詞にのせ、公園通りから生まれる素敵な出会いをイメージしたのです。
その思いが届いたのか、山﨑さんの歌詞は見事130周年記念イメージソングに採用されました。決まったときは、「えっまさか自分が」という驚きの方が大きかったそうです。

 

Smiling Heart (日本語版)

歌詞を見る

君と出会った公園通り
ひかりやわらか虹のような
君のえがおに出会うたび
僕のハートはいつも ほほえみ気分

スマイリングハート君のやさしさが
スマイリングハート輝いているね
澄んだ君のまごころに
今日もありがとう

心ひろがる公園通り
緑さわやか薫るような
君のえがおにふれるたび
僕のハートはいつもときめき気分

スマイリングハートずっとそばにいて
スマイリングハート幸せになろう
思いひとつに合わせて
夢に飛び立とう

スマイリングハート君のまごころに
スマイリングハートありがとう

日本語版の歌詞をあらためて読み返すと、盛岡城跡公園(当時は岩手公園)の緑や、菜園通りを吹き抜ける爽やかな風が鮮やかに蘇ってくるようです。

さらに驚くことなかれ、何と日本語版を歌っているのも、CDの装丁を手がけたのも当時の社員なのです。

あらゆる部門にプロフェッショナルがいた90年代の川徳。当時の先輩たちが、思いをこめてつくり上げたカワトクのイメージソング——その日本語版を英訳したのが現在、館内で流れている英語版「Smiling Heart」です。
この夏、館内で耳にする機会がございましたら、曲に合わせて、ぜひ日本語版の歌詞も口ずさんでみてください。

■取材協力:山﨑 龍男様(川徳OB)

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